スマホと電気が止まったどん底から、3年で投資できる家計を作った話

固定費・節約術

「固定費を削減して資産形成に回しましょう」

ネットやYouTubeを開けば、そんな言葉が溢れています。でも、当時の私からすれば、それは「生活に余裕がある人間の綺麗なセリフ」にしか聞こえませんでした。

なぜなら、私はかつて、綺麗事では済まないレベルのどん底にいたからです。

大手通信会社の支払いができずに数日間スマホが止まるのは日常茶飯事。ある日、仕事から帰宅すると部屋が真っ暗で、電気すら止まっていたことが数回あります。娘から「家の電気つかない」とLINEが届いたときの、あの胸が締め付けられるような感覚は今でも忘れられません。明日の夕食のおかずをどうするか、それすら本気で心配するような時期でした。

妻が本業とは別に掛け持ちしていた居酒屋のバイト代と、私の講師業の副業で入るわずかな臨時収入。本当に首の皮一枚で、毎日ギリギリの綱渡りをしていました。迫り来る支払いのプレッシャー、様々なストレスから、私はメンタルヘルス障害を起こし、病院に通っていたこともあります。毎晩、激安の9%酎ハイを流し込まないと眠れない日々を送っていました。

そんな暗闇のような生活を送っていた私たちが、なぜ今、少し余裕のある生活を送りながら、新NISAや暗号資産への積立投資までできているのか。

そのすべての原点となった、ある「強制的な固定費の見直し」のリアルな舞台裏を、大きな数字を一切使わず、等身大の事実だけでぶっちゃけたいと思います。


3回線で15,000円。限界の家計に突きつけられた足枷

当時、カツカツだった我が家の家計を激しく圧迫していたのが、大手通信会社に支払っていたスマホ代でした。3回線で合計15,000円ほど。

さらに痛かったのは、月末になると娘たちのスマホが通信制限にかかり、一歩外に出ると通信が激遅になっていたことです。自宅には無料のWi-Fiが繋がっていたので家の中では快適でしたが、一歩外に出ればストレスが溜まる日々。

「このままでは本当に生活が壊れる」

そう思い、私は藁をも掴む思いで他の安い通信会社を必死に調べました。しかし、当時の私には絶対に譲れない、ある「切実な条件」がありました。

それは、「銀行口座引き落としで支払いができること」です。それ以外の支払い方法(クレジットカードなど)が使えなかった理由は……察してください(笑)。

口座引き落としに対応していて、かつ通信制限がないこと。この厳しい条件を奇跡的に満たしてくれたのが、当時始まったばかりだった「楽天モバイル」のデータ繋ぎ放題プランでした。

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当時、ネット上では「繋がらない」「エリアが狭い」といった酷評もありました。しかし自分なりに調べた限り、家族の主な生活圏内であれば圏外になることはなさそうだと判断し、思い切って乗り換える決断をしたのです。


月6,000円の余白が生んだ、最初の気づき

楽天モバイルに切り替えたことで、我が家に劇的な変化が起こりました。

一番大きかったのは、毎月15,000円かかっていた通信費が、一気に9,000円に下がったことです。リアルに毎月6,000円、年間で約72,000円の純粋な「余白」が手元に残るようになりました。

さらに、娘たちの月末の通信制限ストレスからも完全に解放されました。

手元に残った貴重な6,000円。今でこそ「資産形成」と言えますが、当時はそんな高尚なことは考えていませんでした。毎日のストレスを癒やすため、私の夜の相棒だった「激安9%酎ハイ」から「大手飲料メーカーの9%酎ハイ」へと、ささやかな、しかし確かなグレードアップに消えていきました(笑)。

生活と、ほんの少しの楽しみに回すだけで消えてなくなる程度の金額でしたが、このとき私の中に強烈な気づきが生まれました。

「今の生活の質を大きく変えることなく、固定費が少なくなった分、生活にも気持ちにも少しの余裕ができる」

我慢して切り詰める節約ではなく、満足度は変えずに仕組みを変える。この原体験こそが、私のマネーリテラシーの最初の産声だったのです。


特殊な立地での「電波格闘記」と、工夫する脳

もちろん、良いことばかりではありませんでした。

ある程度生活が安定して現在の家に引っ越す前、その当時の自宅は少し立地が特殊だったため、楽天モバイルの電波が非常に入りにくかったのです。最初はパートナー回線のおかげで快適でしたが、それが終了してからは大苦戦しました。

しかし、ここで元の高い大手キャリアに戻さなかったからこそ、「どうすればこの環境のまま、安く快適に生きられるか」を真剣に考える脳に切り替わりました。

実は、ポケットWi-Fiをうまく組み合わせることで、月7,000円以下に抑えながら通信を爆速にする裏ワザを編み出し、乗り切ったのです。この「環境が悪くても、工夫して面白がりながら乗り越える」という経験が、私の今の副業やビジネスの基礎体力を創ってくれました。

📄 関連記事:[月7,000円以下で通信快適。楽天モバイル×ポケットWiFiの裏ワザ構成、教えよう。by ファントム]

夕方のスーパーで、割引シールの貼られたお惣菜を狙うのもその工夫の一つです。中身の質や美味しさが同じなら、1円でも安く購入できたほうが我が家の家計は助かります。そしてスーパー側も、売れ残って廃棄(食品ロス)になるのを防げて大喜びです。

食べ物を無駄にせず、お互いがハッピーになる最高のチームプレイ。これも私にとっての大切な節約術です。


どん底から3年。現在のリアルな積立額を公開します

あの強制的な固定費の見直しから始まった工夫の積み重ねにより、私たち家族は3年でどん底から這い上がることができました。貯金も200万円以上作ることができ、これは三女の学費として笑顔で消えていく予定です(笑)。

生活が安定した現在の自宅は、無料のWi-Fiが爆速で快適そのもの。楽天モバイルの繋がりやすさも、当時とは比較にならないほど劇的に改善し、今でも愛用しています。

さらにスマホだけでなく、電気代も徹底的に比較して、現在はオクトパスエナジーを利用しています(※ガスは集合住宅の縛りがあるため自由に変更できず断念しました笑)。

かつての私のように「電気代が高くてしんどい」「固定費を少しでも浮かせたい」という方がいれば、以下の紹介リンクを活用してください。ここから申し込むと、あなたにも5,000円分の電気代割引が適用されます。

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こうして、強制的にインフラの見直しを行ったことで、私は今の投資資金を毎月確実に確保できるようになりました。

「月収100万」や「一発逆転」といった派手な数字ではなく、これが今の私の、地に足のついた「リアルな積立額」です。

  • 暗号資産積立:毎月必ず 7,000円
  • つみたて投資枠:毎月必ず 5,000円

どちらもドルコスト平均法で、毎月淡々と自動で積み立てています。その他、本業の月収以外に発生する臨時収入(賞与や講師業の副業、ポイ活)の一部も、資産運用に回すようにしています。

もちろん、これらはすべて「最悪、資産が0になっても生活が1ミリも困らない金額(完全な余剰資金)」の範囲内で行っています。


最後に:生活の質は変えない。でも、仕組みを変えて節約する

人間は、どうしてもすぐに目先の結果を求めたくなります。将来のイメージが湧かないときほど、ハイリスクな短期トレードで爆発的に稼ぎたいという衝動に駆られたり、最悪の場合は闇バイトのような破滅的な道に目を奪われたりします。

かつての私がまさにそうだったからこそ、確信を持って言えます。その時その時の目先の欲望だけで行動してきた人は、いつか必ず失敗する、と。

いきなり大金は要らない。まずスマホ代を見直して、今夜のビールをちょっと美味しくする。その地味な一歩の先にしか、のんびりした老後は待っていない。

「生活の質は変えない。でも、仕組みを変えて節約をする」

これが、どん底から家族で乗り越えてきた、私の一番伝えたかったファントム流の哲学です。あなたの生活がほんの少しでも楽になり、自分の好きなことができる時間が1分でも増えることを願っています。


本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。投資は元本保証ではありません。最終的な判断はご自身でお願いします。


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