利確した後どうする?攻めと守りを自動化するファントム式投資ルール【第2弾】

トレーダー・ファントム|投資と資産形成の記録

はじめに

投資でいちばん大事なのは「利確ルールを持つこと」。
これは以前の記事でもお伝えしました。

しかし、利確したあとに資金をどう扱うか──
ここが曖昧だと、せっかくの利益が消えてしまうこともあります。

たとえば、気分で使ってしまったり、全額を再投資して下落に巻き込まれたり…。
「利確しても資産が増えていかない」最大の原因は、利確後の仕組みがないことなんです。

そこで今回は、従来の利確ルールをさらに進化させた、
「利確後のルール」を紹介します。

この新ルールのテーマは「攻めと守りの自動化」。
利益を固定率で「NISA(守り)」と「バーゲン資金(攻め)」に分けることで、
感情に振り回されず、効率よく資産形成が進む仕組みを作りました。

投資をギャンブルで終わらせないために、
「利確後の行動」まで型にしておくことが大切です。

旧ルールの簡単な説明+リンク導線

これまで私は、「含み益が出たら小まめに利確する」というルールを実践してきました。
小さな利益を積み重ねていくことで、メンタルを安定させながら資産を守る仕組みです。

※この利確ルールの詳細は、過去の記事でまとめています。
👉 1年で4万円の利益!小遣い亭主でもできるファントム式仮想通貨投資法

この記事から読んでくださった方は、まず上記の記事をチェックすると理解が深まります。


そして、この「利確ルール」をさらに進化させたのが、今回のテーマである
「利確後のルール」です。

新ルール:利確後の資金は「攻め」と「守り」に自動分配

従来の利確ルールは「小まめに利確して現金を残す」というものでした。
しかし、利確後の資金の使い道が曖昧だと、せっかくの利益が無駄になったり、感情で動いてしまうリスクがあります。

そこで今回導入したのが、利確後の資金を固定率で分配するルールです。


分配ルールの具体例

  • 利確利益の20% → NISA(守り資金)
  • 利確利益の80% → バーゲン資金(攻め資金)

金額に関係なく「率」で決めるので、少額でも大きな額でもブレません。

例1:利確利益が1万円の場合

  • 2,000円 → NISA
  • 8,000円 → バーゲン資金

例2:利確利益が5万円の場合

  • 1万円 → NISA
  • 4万円 → バーゲン資金

例3:利確利益が20万円の場合

  • 4万円 → NISA
  • 16万円 → バーゲン資金

バーゲン資金の使い方(下降トレンド時)

  1. 下落が始まり下落トレンドと確信がもてたら、まず 2万円を追加投資
  2. さらに下がった場合、最初の追加分が含み損になるレベルまで落ちたら、2回目の2万円を追加

これにより、焦らずに「段階的な買い下がり」が可能になります。


このルールの効果

  • 感情を排除できる
    → 「何%をどこに回すか」が決まっているので迷わない。
  • 攻めと守りのバランスが取れる
    → 利益を安全資産に積み上げつつ、チャンスも逃さない。
  • 小さな利確でも積み上がる
    → 少額投資でも「確実に守りの資産」が形成されていく。

なぜ利確後のルールを進化させたのか?

投資を続けていると、「利確した後どう動くか」 が一番ぶれやすいポイントになります。
利益をそのまま放置してしまったり、全額を再投資して大きな下落に巻き込まれたり…。
これでは「利確したのに資産が増えない」という本末転倒な結果になりかねません。

だからこそ、利確後の資金の流れも「型」にしておくことが大切だと気づきました。


型があるから型破りができる

私はある歌舞伎役者さんの言葉である
「基本の型ができているからこそ、型破りができる」
という考え方がとても好きです。

投資も同じで、まずは「利確ルール」という基本の型を作る。
その型を守り続けるからこそ、次の段階として「利確後の資金分配」という型破りができるんです。


ギャンブル投資との違い

多くの人が投資をギャンブルにしてしまうのは、型がないからです。

  • 残りの資金を一点買いしてしまう
  • 下落が来ると慌てて損切りする
  • 退場して「投資はギャンブルだ」と言い訳する

これは「形無し」の状態であり、恐怖と欲望に振り回される投資です。

一方で、利確ルールと利確後の分配ルールという型があれば、

  • 少額でも確実に守りの資産が積み上がる
  • 攻めるときも段階的で、感情に左右されない
  • 退場どころか、長期的に資産を育て続けられる

この違いこそが、投資を「ギャンブル」から「資産形成」に変える分岐点なのです。


まとめ

今回の「改訂版!利確後のルール」は、

  • 利確という型をベースに
  • 分配という進化形の型破りを加えることで
  • 投資を仕組み化し、メンタルを安定させる

そんな新しい投資哲学のステップです。

投資を続けるみなさんも、ぜひ自分なりの「利確後ルール」を考えてみてください。

読者への問いかけ

投資は「買う」「売る」だけでは完結しません。
利確した後、資金をどう扱うかによって、その先の未来が大きく変わります。

あなたは利確後のルールを持っていますか?
もし「まだ感覚で動いている」という方は、ぜひこの記事をきっかけに、自分なりの仕組みを作ってみてください。
ルールがあるだけで、投資のメンタルは驚くほど安定します。

あとがき(実践エピソード+公開の理由)

実際に私も、このルールを取り入れてから投資が一段と楽になりました。
小さな利確でも自動的にNISAに積み上がり、守りの資産が着実に増えていく。
同時に、バーゲン相場が来ても「ここで使う資金がある」と思えることで、慌てることがなくなったのです。

これは大きな金額の投資家だけにできる方法ではありません。
”少額からでも、「利確 → 分配 → 守りと攻め」”を仕組み化すれば、誰でも投資をギャンブルから資産形成へと進化させられます。

では、なぜこの投資ルールを無料で公開しているのか?
理由はとてもシンプルです。

この方法自体、実は誰でも思いつくことなんです。
ただ、思いついても「自分のやり方で本当に大丈夫なのか?」という不安に負けてしまう。
私自身もそうでした。

でも、その不安を乗り越え、実際に継続してきたからこそ、今のファントム式投資哲学があります。
だからこそ、このルールを皆さんに伝えたいのです。

「思いついても不安で動けない」という壁を、この記事を読んでいるあなたには越えてほしい。
その願いを込めて、私は無料でこのルールを公開しています。

投資は「未来の自分を楽にするための行動」です。
利確後のルールづくりで、あなたの未来の資産形成がもっと安定することを願っています。

シリーズ記事のご案内

本記事は ファントム式投資ルール シリーズの第2弾です。
あわせてこちらもご覧ください👇

コメント

タイトルとURLをコピーしました