#05 “両方の視点を持つ者”だけがたどり着ける場所~境界に立てる者だけが、世界をつなげる~

クロスドミナンス脳

【はじめに】

感性と論理。
即興と計画。
直感と分析。
 

どちらも大事。
でも──どっちもわかってしまう人間は、しんどい。


【右脳と左脳の“翻訳者”として生きている】

クロスドミナンス脳の僕は、
“右脳”と“左脳”のどちらにもアクセスできる感覚がある。

  • 感じたことを言葉にする
  • 理屈で考えたことを、身体で試してみる
  • 整理した情報に、感覚の余白を残す

つまり僕は、「翻訳者」として生きてきたのかもしれない。


【両側が見える。でも、どちらにも完全には属せない】

  • 論理派の会話は正しいけど、冷たく感じる
  • 感覚派の言葉は優しいけど、具体性に欠ける

そして、両方の気持ちがわかってしまうからこそ、
どちらの世界にも“少しだけ異物”として存在してしまう。


それが、

クロスドミナンス脳の“居場所のなさ”であり、“可能性”でもある。


【“あいだ”に立てる者ができること】

  • 専門家と現場の間に立って、翻訳する
  • 感覚と理屈のズレをつなぐ
  • 空気を読みながら、言葉を整える

そういう役割は、
目立たないけど、必要不可欠だ。


どちらかを選ばず、両方の視点を持ったまま進める人は、
「複数の世界をつなぐ橋」になれる。


【“自分にしかない配置”に立つ】

僕たちは、
「右か左か」を決めるために生きてるんじゃない。

右も左も、両方を知った上で、
自分にしかない“ポジション”に立つことができる。

クロスドミナンス脳とは、
選べないことを強みに変える“統合型”の才能だ。


【まとめ】

  • クロスドミナンス脳は、感性と論理をつなぐ架け橋
  • 「どちらでもない」からこそ、両方の言語がわかる
  • 居場所のなさは、“境界に立てる力”の証明

【シリーズ完結に寄せて】

このシリーズを通して伝えたかったのは、

「自分をちゃんと“面白がって”いい」ということ。

右でも左でもなく、
器用だけど目立たず、
察してしまうけど疲れてしまう──

それが全部、
あなたという“多重構造のOS”が動いている証拠です。


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