#04 “器用貧乏”と呼ばれた才能を、どう生かすか?~マルチ対応は才能だ。土俵を選べば、武器になる。~

クロスドミナンス脳

【はじめに】

「何でもできるよね」って言われたことがある。
でも、評価されたことは少ない。

  • プレゼンもできるし、雑務も早い
  • アイデアも出すし、調整もできる
  • ピンチのときに“なんとなく”頼られる(ほぼこれ笑)

でも最終的に、表彰されるのは専門職やエースたち。


僕みたいな「なんでもそこそこ」な人間は、
よく“器用貧乏”と呼ばれる。

でも最近気づいた。
それ、ただの呼び方の問題だったんじゃないかって。


【クロスドミナンス脳=マルチツール型脳】

思い返せば、僕の手はずっとこうだった。

  • 利き手にこだわらず、やれる方でやる
  • 道具によって使う手を変える
  • ピッチャーに合わせて、打席を変える(笑)
  • 状況に合わせて“脳内ポジション”をスイッチする

これはまさに、マルチツール的な脳の使い方だった。


【“専門職”じゃない。でも“現場に必要”な存在】

僕みたいなタイプは、

  • 主役にならなくても、チームの動き方を変える力がある
  • 誰かが困ったときに、“ちょっとだけ全部できる”ことで支えられる
  • 状況ごとに“右脳モード”と“左脳モード”を切り替えられる

これはもう、“器用貧乏”ではなく──

両利き脳の臨機応変型」と呼ぶべき才能だと思ってる。


【“特化しない強み”が活きる場所】

社会の評価軸は、「特化」や「専門性」に寄りすぎてる。
でも実際の現場では、

  • 誰かが“穴を埋める役”をやらなければ、物事は回らない
  • トラブルや例外は、“予定外に対応できる人”に任される

この“予定外力”こそが、
クロスドミナンス脳の最大の武器なんじゃないかと思う。


【“多機能”は、不完全じゃない。むしろ“最適”。】

どこにもハマらなかったのは、
ハマりすぎない自分だったから。

「スペシャリストではない」という弱さではなく、
「状況に適応する能力」を持っていたということ。

そう思ったとき、
これまでの“報われなさ”が、少しだけ誇らしくなった。


【まとめ】

  • クロスドミナンス脳は、マルチに対応できる“分業型の強み”を持つ
  • 「器用貧乏」は言い換えれば“状況対応のスペシャリスト”
  • 特化型と比較しなくていい。自分の土俵で、価値を生み出せばいい

【次回予告】

📌 #05:“両方の視点を持つ者”だけがたどり着ける場所
── 感性と論理、そのあいだに立てる人間が見る景色とは?


【シリーズまとめページ】

クロスドミナンス脳シリーズまとめ


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