1. はじめに
音楽は昔から好きだった。
でも、イヤフォンで聴くのがどうしても苦手だった。
耳にフタをされるような感覚がして、落ち着かない。
音が嫌いなんじゃない。
ただ、「耳を塞がれる感じ」がダメだったんだ。
だから、いつも片方の耳でしか聴けなかった。
両耳で聴くと、どこか不安で、落ち着かなかった。
2. 片耳、もしくは小さな音で聴いていた時代
音楽は好き。でも、周囲の音が聞こえなくなるのが怖かった。
誰かが近づいても気づかない、話しかけられても反応できない、
そんな状況に強いストレスを感じていた。
だからいつも、
- 片耳だけイヤフォンをつける
- 音量を最小限にする
そんなふうに、「不安にならない範囲」で音楽を聴いていた。
3. 外音取り込みタイプを試してみた
「外の音も聞こえるイヤフォンがあるらしい」
そう聞いて、すぐに試した。
ノイズキャンセリングじゃなくて、外音を取り込むタイプのやつ。
たしかに、周囲の音も一緒に聞こえるようにはなった。
でも……なんか違う。
“聞こえる”けど、“自然じゃない”。
機械的で、距離がある。
「耳で聴いてる」というより、「スピーカー越しに感じてる」感じ。
どうしても、落ち着けなかった。
4. そして、オープンイヤーに出会った
耳を塞がないタイプのイヤフォン。
いわゆる「オープンイヤー」。
初めてつけた瞬間──
「うわ、これ最高…」って、思わず声が出た。
音楽がちゃんと聴こえる。
でも、空気も感じる。
人の声も、周囲の物音も、そのまま自然に入ってくる。
気がついたら、両耳で聴いてた。
今までずっと“無理だ”と思ってたことが、何の違和感もなくできてた。
5. それって、脳の特性だった
後から調べてわかったことだけど──
俺の脳って、いわゆる「ニュータイプ脳」×「クロスドミナンス脳」ってやつだった。
つまり、
- 複数の感覚情報を同時にキャッチするタイプ
- 周囲の環境が“感じられない”と不安定になる傾向(超重要!)
- しかも右脳⇔左脳の切り替えが激しいから、音の遮断が混乱につながる
だから、「音楽を楽しむ」ためには、空間や空気感も必要だったんだ。
それに合わないイヤフォンは、知らないうちに俺の脳を疲れさせてた。
6. おわりに
「音楽は好きなのに、イヤフォンが苦手」
ずっとそれが“変な自分”だと思ってた。
でも今は、「俺の脳は、そういうつくりだった」と思える。
合わないのが悪いんじゃない。合うものを選んでこなかっただけ。
オープンイヤーに出会ってから、音楽がもっと好きになった。
それだけじゃない。
“感覚にやさしい道具”を選ぶことで、自分にもっと優しくなれた。
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