■ はじめに
「何がしたいのか分からないんです」
「自分のやりたいことが、よく分からないまま来てしまった」
「好きなこと?うーん…全部、ちょっとずつ興味ある…」
そんな風に自分を責めている人は多い。
でも、それは「“考えが浅い”からじゃない。」
むしろ逆だ。
■ 本当に考えてる人ほど、決めきれない
- 「これでいいのか?」と問い続ける
- 「他の選択肢もあるかもしれない」と視野を広げてしまう
- 「選んだら他を切ることになる」と無意識に躊躇する
それって全部、思考が深いから起きてる。
つまり、
✅「見えてない」のではなく、「見えすぎて迷ってる」状態。
■ 社会は“即答型人間”を求めるけど…
- 「目標を明確に」
- 「10年後のビジョンは?」
- 「あなたの夢は何ですか?」
このテンプレに合わせられないと、
なんか“意識低い人”みたいな扱いを受ける。
でもそれは、表面的な「ゴールごっこ」にすぎない。
■ 日常型ニュータイプの真実
日常型ニュータイプは、
- 無意識に複数の選択肢を並列で見てしまい
- その「背景」「影響」「意味」まで考えてしまう
だからこそ、
“とりあえず決めて走る”ことができない。
でもそれが、“視野の広さ”でもある。
■ ファントムの見解
目的を決められないのは、
「やりたいことがない」んじゃなくて、
「やりたいことに責任を持とうとしてる」からだ。
それは、思考の深さと、誠実さの証拠。
焦らなくていい。
“答え”は出すもんじゃなくて、見つかるものだ。
■ ファントムの対処法(動きながら探す)
🛠️ 1. とりあえず“手”を動かす
→ 考えすぎたら「書く」「作る」「試す」方へ逃げろ(これ、最重要!)
🛠️ 2. 小さな仮ゴールをいくつも作る
→「これっぽいかも」でOK。1ヶ月単位で仮テーマ化
🛠️ 3. 自分の“反応”をログ化する
→ 日記・メモ・スクショ・音声、何でも。反応が“好き”の正体
■ まとめ
やりたいことが分からないのは、
決して“弱さ”じゃない。
まだ言語化されてない、本当のテーマがあるだけ。
答えが出ないときは、
まだ“問いの質”が高いという証拠。
■ 次回予告(最終話)
#07:「この特性で、生きていく」
感知型・探索型・思考跳躍型の人間が、
これからの時代を生き抜くための“静かな戦略”。
🧠 あなたの“気づき力”はどのタイプ?
共感しすぎる。空気を読みすぎる。妄想が止まらない。
そんなあなたの脳には、名前があるかもしれません。
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