#06:「“何がしたいのか分からない”は、思考が深い証拠だ」― 目的を急げない人の、静かな才能 ―

日常型ニュータイプ

■ はじめに

「何がしたいのか分からないんです」
「自分のやりたいことが、よく分からないまま来てしまった」
「好きなこと?うーん…全部、ちょっとずつ興味ある…」

そんな風に自分を責めている人は多い。
でも、それは「“考えが浅い”からじゃない。」
むしろ逆だ。


■ 本当に考えてる人ほど、決めきれない

  • 「これでいいのか?」と問い続ける
  • 「他の選択肢もあるかもしれない」と視野を広げてしまう
  • 「選んだら他を切ることになる」と無意識に躊躇する

それって全部、思考が深いから起きてる
つまり、

✅「見えてない」のではなく、「見えすぎて迷ってる」状態。


■ 社会は“即答型人間”を求めるけど…

  • 「目標を明確に」
  • 「10年後のビジョンは?」
  • 「あなたの夢は何ですか?」

このテンプレに合わせられないと、
なんか“意識低い人”みたいな扱いを受ける。

でもそれは、表面的な「ゴールごっこ」にすぎない。


■ 日常型ニュータイプの真実

日常型ニュータイプは、

  • 無意識に複数の選択肢を並列で見てしまい
  • その「背景」「影響」「意味」まで考えてしまう

だからこそ、
“とりあえず決めて走る”ことができない。

でもそれが、“視野の広さ”でもある。


■ ファントムの見解

目的を決められないのは、
「やりたいことがない」んじゃなくて、
「やりたいことに責任を持とうとしてる」からだ。

それは、思考の深さと、誠実さの証拠。
焦らなくていい。
“答え”は出すもんじゃなくて、見つかるものだ。


■ ファントムの対処法(動きながら探す)

🛠️ 1. とりあえず“手”を動かす
 → 考えすぎたら「書く」「作る」「試す」方へ逃げろ(これ、最重要!)

🛠️ 2. 小さな仮ゴールをいくつも作る
 →「これっぽいかも」でOK。1ヶ月単位で仮テーマ化

🛠️ 3. 自分の“反応”をログ化する
 → 日記・メモ・スクショ・音声、何でも。反応が“好き”の正体


■ まとめ

やりたいことが分からないのは、
決して“弱さ”じゃない。
まだ言語化されてない、本当のテーマがあるだけ。

答えが出ないときは、
まだ“問いの質”が高いという証拠。


■ 次回予告(最終話)

#07:「この特性で、生きていく」
感知型・探索型・思考跳躍型の人間が、
これからの時代を生き抜くための“静かな戦略”。


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