#03 “どっちの手でやるか”が、日常の選択肢を決めていた──その手が、行動の“分岐スイッチ”だった。

クロスドミナンス脳

【はじめに】

コンビニで買い物をしたあと、
右手でレシートを取った日は、財布にすぐ片づける。
左手で受け取った日は、なぜかポケットに突っ込んでしまう。

些細なことなんだけど、ふと気づいた。

「どっちの手でやるか」で、“行動の分岐”が決まってるのでは?


【“手”が無意識に行動パターンを選んでいる?】

僕はスマホを左手で触るタイプだけど、
買い物リストやメモを取るときは右手で入力することが多い。

  • 左手:ざっくり探す、流し読み、反応的操作
  • 右手:思考を整理する、構造を作る、記録する

つまり、「どっちの手を使うか」で、脳のモードが切り替わる感覚がある。


【行動の“OS”が手ごとに違う】

例えば──

行動左手でやったとき右手でやったとき
スマホ操作直感的・ながら見意図的・検索重視
コーヒーを飲むリラックス・味覚に集中作業の合間・ルーチン化
ドアを開ける状況に合わせる・流れに乗るタイミングを作る・主導権を握る

「行動そのもの」は同じでも、
“手”によって内側の意味が変わってくるのを感じる。


【感覚と論理、それぞれが選ぶルート】

  • 左手でスマホを持ってるときは、ぼーっとSNSを眺める
  • 右手で持ったときは、検索や情報収集に向かう

つまり、

手が選んでるんじゃない。
手が“思考回路のスイッチ”になってる
だけなんだ。


【選んだ手が“その後”を変えていく】

実は「なんとなく左手でコーヒーを持つ」みたいな小さな選択が、
そのあとに取る行動の流れを変えてる可能性がある。

たとえば──

  • 左手で持った → リラックス → 外を眺める → 妄想が始まる
  • 右手で持った → デスクに置く → メモを取る →アイデアがまとまる

これはもう、「手が人生をデザインしてる」と言っても過言ではない。


【“どっちの手”が、あなたの脳に合ってる?】

片方の手は、“きっかけ”。
もう片方の手は、“方向性”。

クロスドミナンス脳の面白さは、
「どっちか」じゃなく「どっちも使える」ところにある。

だからこそ、意識するだけで行動が変わる。
そして行動が変われば、思考パターンすら変えられる


【まとめ】

  • 手は“道具”ではなく、“スイッチ”かもしれない
  • 行動パターンは、利き手と連動している可能性がある
  • クロスドミナンス脳の人は、日常の“分岐”を操る能力を持っている

【次回予告】

📌 #04:“器用貧乏”と呼ばれた才能を、どう生かすか?
── なんでもこなせるけど、ひとつに絞れない。その葛藤と可能性。


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