「スマホは左手で持つ。
通話も左耳。
でも、文字を書くのは右手。」
これを話すと、だいたい「器用だね」と言われる。
でも実はこれ、“クロスドミナンス”という脳の使い方によるもの。
僕にとっては当たり前すぎて気づかなかったけど、最近ふと、「これって説明しておいた方がいいかも」と思った。
クロスドミナンスって何?
クロスドミナンス(交差利き)とは、利き手・利き足・利き目・利き耳などがバラバラに存在する状態のこと。
たとえば、
- 文字は右手で書く
- 食事も右手
- でも、スマホや直感的な操作は左手
- 通話は左耳
- 利き目は左目
- 車の運転では、左足クラッチ&左手シフトの感覚が得意
…みたいな。
実際、僕はマニュアル車(軽)に乗ってるとき、左手と左足が主役になる感覚がある。右脳が活性化してる気がするのは、きっと気のせいじゃない。
子ども時代の違和感
「右手で書きなさい」と言われて育ったわけじゃない。
でも、身近に左利きの人がいなかったから、なんとなく空気を読んで、自然と右手で鉛筆を持つようになっていた。
ただ、ガラケーの文字打ちは左手。
スマホも左手。
「器用だね」とか、「変わってるね」と言われても、自分ではなんでそうなるのかわからなかった。
今思えば、利き手よりも「状況に合わせて使いやすい方を使ってただけ」だった。
クロスドミナンスのメリット・デメリット
✅メリット
- 両手で別々の作業をしやすい(マルチタスク向き)
- 感覚的な判断力や直感が鋭い(ときに右脳優位)
- スポーツ(俺はこの部分)や楽器(友人はこの部分)などで柔軟に対応できる
❌デメリット
- 左右の感覚にズレが出ることがある(例:左右盲)
- 自分の得意がわかりにくい(特に子どもの頃)
- ツールの配置にこだわりが出やすい(スマホ、マウスなど)
僕はこうして使い分けてる
行動 | 使用部位 |
---|---|
文字を書く | 右手 |
スマホ操作・通話 | 左手・左耳 |
ごはんを食べる | 右手 |
運転(MT車) | 左手・左足 |
ボールを投げる | 右手 |
直感的な選択 | 左手 |
利き目 | 左目 |
無意識にこうなってる。でも、これを整理してみたら、「あ、これこそが僕の“日常型ニュータイプ脳”なんだな」って納得した。
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クロスドミナンスは才能か?
正直、「才能です」と言いたい気持ちもある。
でも本当は、環境と無意識の適応の結果なんだと思う。
たとえば、
- スマホの進化で、左手の操作が増えた
- ガラケー文化で左手が鍛えられた
- 右手社会で、なんとなく右手が標準になった
そんな背景がある中で、「柔軟に使い分けられること」こそが強みなのかもしれない。
終わりに:脳の使い方はひとつじゃない
「右利き or 左利き」だけじゃない。
僕らの脳は、もっと立体的で、もっと自由だ。
クロスドミナンスを持つことで気づいたのは、
「自分の使いやすい方法を、もっと信じていい」ってこと。
それは、仕事でも、ブログでも、人生でも、同じなんじゃないかな。
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