#ファントム記録

名探偵ケア壱シリーズ

🕵️‍♂️ 名探偵ケア壱シリーズ #07『推理脳×ケア脳──だから僕はこの仕事を選んだ』

🧠 はじめに子どもの頃から、不思議だった。──なんで、みんなは気づかないんだろう?──なんで、こっちは見えてるのに、誰も動かないんだろう?違和感を拾って、状況を観察し、仮説を立てて、構造化して…。それを人に伝えたら「なんでそんなことまでわか...
名探偵ケア壱シリーズ

名探偵ケア壱シリーズ #06『仮説が当たりすぎると、周囲が追いつかない問題』

🧠 はじめに「なんでそんなことまで分かるんですか?」「それ…言われて初めて気づきました…」これ、実はよく言われるセリフ。だけど、こちらとしては“なんとなく気になったこと”を言葉にしただけだったりする。そして、問題はここからだ──仮説が当たる...
名探偵ケア壱シリーズ

🕵️‍♂️ 名探偵ケア壱シリーズ #05『「思考の8要素」を脳内で回している正体』

🧠 はじめに「それって、何か特別なスキルですか?」そう聞かれることがある。でも実は僕にとって、“深掘り”は無意識にやってる“標準装備”。ただ、ある日気づいた。「他の人はこれを、意識して“分析しよう”としないとできないんだ…」と。🧩 1. 僕...
名探偵ケア壱シリーズ

名探偵ケア壱シリーズ #04『仮説が“当たる”理由とその副作用』

🧠 はじめに「それ、どうしてわかったんですか?」──正直、うまく説明できない。気づいたら仮説が浮かび、それが“だいたい当たっている”。でもこの「当たる」には、ちゃんとした“仕組み”と、そして“代償”がある。🔎 1. 仮説が当たる理由は、“素...
名探偵ケア壱シリーズ

名探偵ケア壱シリーズ #03『バラバラな情報を仮説につなげる脳』

🧠 はじめにある日、訪問先のご家族がこう言った。「最近、うちの母がご飯をよく残すんです。」ふむ。…ただの食欲低下だろうか?体調?季節?味?量?タイミング?誰が作ってる?誰と食べてる?冷蔵庫の中身は?食器の変化は?雰囲気は?…頭の中が、フル回...
名探偵ケア壱シリーズ

名探偵ケア壱シリーズ #02『日常に潜む“謎”と、気づきの快感』

🧠 はじめにある日の訪問後、何気ない独り言。「…あれ、なんか変だな。」特別なことではない。誰かが発した一言でも、本人が何気なくやった行動でもない。けれどその“ズレ”に、僕の中の「違和感センサー」が反応する。それはまるで、「日常に仕掛けられた...
名探偵ケア壱シリーズ

名探偵ケア壱シリーズ #01『推理小説が好きなケア壱の脳内構造』

🧠 はじめに「なんで、そんなところに気づくの?」「それ、どうして先にわかったんですか?」認知症ケアの現場で、よく言われる。でも、本人としては「いや、普通に気になっただけなんだけど…」という感覚。実はその「気になっただけ」の背後には、“推理小...
日常型ニュータイプ

#07:「この特性で、生きていく」― 感じすぎる脳で、これからを選んでいくために ―

■ はじめにこのシリーズのはじまりは、「夕方になると、頭がバグるんだよね」そんな“あるある”からだった。でも書き進めるうちに見えてきたのは、俺たちはただ疲れてるんじゃない。違う構造で生きてるだけなんだ。■ 日常型ニュータイプは“ズレてる”ん...
日常型ニュータイプ

#06:「“何がしたいのか分からない”は、思考が深い証拠だ」― 目的を急げない人の、静かな才能 ―

■ はじめに「何がしたいのか分からないんです」「自分のやりたいことが、よく分からないまま来てしまった」「好きなこと?うーん…全部、ちょっとずつ興味ある…」そんな風に自分を責めている人は多い。でも、それは「“考えが浅い”からじゃない。」むしろ...
日常型ニュータイプ

#05:「多趣味=集中力がない」は誤解だ― 日常型ニュータイプの“点跳び思考”という才能 ―

■ はじめに「また新しいこと始めたの?」「何をやりたいのか分からないね」「結局、どれも中途半端じゃん?」……言われ慣れた言葉だ。でも、それは“こっちの脳の構造”を知らない人のセリフ。■ 多趣味=思考の点跳び型日常型ニュータイプは、ひとつの物...