どうも、ファントムです。
最近やたらと耳にするこの言葉――「賞与の給与化」。
「ボーナスを毎月の給与に組み込むなんて、夢がないよな…」
「頑張ったご褒美がなくなるのって、なんだか損した気分…」
そんな声が聞こえてきそうだけど、結論から言おう。
俺は、「賞与の給与化」――全面的に推す。
その理由を、今日は少し冷静かつ合理的に、でもどこかファントムらしく語ってみよう。
■ 「賞与の給与化」とは何か?
簡単に言えば、「これまで年2回などに分けて支給されていた賞与(ボーナス)を、毎月の月給に上乗せして支給するスタイル」だ。
言い換えれば、「サプライズ」だった報酬を「ルーティン」にする。
でもそれって、ただのつまらない安定じゃない。
予測できる人生設計と、堅実なキャリア形成の土台になる。
■ ファントムが推す3つの理由
1. モチベーションは“餌”じゃ動かない
ボーナスという名のニンジンをぶら下げて「走れ」っていう時代はもう終わった。
それで燃えるのは短距離走者だけだ。
むしろ、賞与が減ったときの失望感は、努力以上にメンタルを削る。
頑張った末の「これだけ?」ってやつ。
それが積み重なると、「もういいや…」ってなる。
“あげる”より“削る”方が、人の心は壊れやすい。
だったら、最初から月給にしておいたほうが、心にも効率にも優しい。
2. 積立・投資・貯蓄の計算がしやすい
人は“ルーティン”に安心する生き物だ。
月給が安定していれば、家計も安定し、資産形成の計画もブレない。
仮想通貨だろうが、NISAだろうが、積立の計画は「毎月いくら」が基本だ。
ボーナス頼みの投資なんて、運任せのギャンブルに過ぎない。
「想定外」を減らすために、「賞与の月給化」は理にかなっている。
3. 企業の“調整弁”である事実
そもそも賞与って「業績によって増減」するもの。
つまり、削られること前提の報酬だ。
企業が苦しくなれば、真っ先に削られるのが「賞与」。
それって、企業の経営都合に振り回される“リスク報酬”じゃないか?
だったら、最初から「月給」として計算しておいた方が健全だ。
あえて言おう――
賞与に期待するのは、“青天井”じゃなく“底抜け”のリスク。
■ それでも残る「一時金の喜び」
確かに、「ドカンと入るボーナスの嬉しさ」はある。
旅行、車、家電、一発購入の夢。
でもそれ、“夢”ってほど必要か?
毎月の安定収入で、自分で“計画的に夢”を買った方が、人生コスパいいぜ。
■ 結論:「賞与の給与化」は“未来への武装”だ
人材争奪戦、働き方改革、ジョブ型制度、そして副業・投資時代。
そんな時代において、「予測できる報酬」は最大の武器になる。
もはや「運」に収入を任せてる暇はない。
“報酬の不確実性”から自由になることが、働く人の“新しい自衛”だ。
俺たちは、未来のために今を整える必要がある。
その第一歩が、「賞与の給与化」なんじゃないか?
最後に一言。
「ボーナスのワクワク」は一瞬。でも「安定した収入の安心感」は一生。
賞与の幻想に踊らされるのは、もう卒業しよう。
では、また別の記事で――ファントムでした。
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